ペコちゃんカスタム
すいません。
まず初めに謝っておきます。
ペコちゃんラブの人ごめんなさい。
このページペコちゃんのカスタムと言いつつ、ペコちゃんの顔は全然使いません。
その一チョコレート好きなのよ。
今回の被害者カスタムは不二家から出ているアイドルペコちゃんです。
ところで皆さん着せ替えの出来るアイドルペコちゃんを知っていますか?
食玩でチョコレート付きの着せ変えできる8センチの小さなペコちゃん人形なんですが、このペコちゃん侮れない!
なんてったって服がとても可愛くて、おまけに簡単に着せ変えが出来るんです!
特にこのお姫様ペコの服はスイートな赤の水玉でフレアスカートと提灯袖の可愛さマジックテープで着替えの出来る、食玩とは思えない出来です。

そして何よりお菓子が普通のチョコレート!
もう、これだけでも素晴らしい!
どことは言いませんが食玩の芳香剤味や紅茶味の奇抜なガムにへたれていた私にはある意味とてもツボでした。
どことは言いませんが、それがまた造形的にはとても評判の良い食玩で泣いた事があります。
かって満足、食べて満足の着せ替えペコちゃんを一時期おやつに毎日食べていました。
でも、服の可愛さに負けてついつい買ったはいいけれど、あの頭の大きさが気になってペコ萌え出来ない。
私は何かに体と服を使えないかと考え始めたんです。
服はかわいい体は微妙だけど手が動かせるし、服で隠れるから問題は無い。
よしっ!この体に生まれて初めて作る自作のヘッドを作ってのせてみようと思ったのでした。
その2エバのカオルのように…
まずペコちゃんの体に自作のヘッドをのせる為に不必要な物があります。
そう、ペコちゃんの頭です。

私は原始人なので、「えいやーっ!」と渾身の力を込めて素手で首をへし折りました。
こちらが首チョンパの写真
ざーんーこーくな天使のように〜とか某アニメに出て一話の中で歌を歌ったり風呂に入ったり、男に迫ったあげく、ニヤニヤ笑いながら首チョンパになった某キャラクターを思い出しました。
こーいうのをまじまじと思い返すと、つくづくカスタムは業が深い趣味だなと思います。
なんつーかどうするんだこんなものというような状態ですが、何とかなるでしょう。
その3みたらし団子に目鼻をつけるのは根性よね。
次に石膏粘土ラドール(東急ハンズで購入470円ぐらい)をみたらし団子一個分くらいをとってちまちま練ったり摘んだり形を作ります。
小さいのでちまちま爪楊枝やトーン押さえの丸い先で形を整えます。
これがもう、HPでUPされていると、さらっと読めてしまっていかにも簡単に出来たみたいで悔しいので、出来る限り、大変さを語ってみます。
もともと私、絵や漫画を描いてはいたんですが、立体はあんまりやった事が無いんですよー。
カスタムとかは元の顔があってそれを削ったりメイクしたりする程度で、1から人形の顔を作る事って無かったんですね。
いざ初めてみると、「うーん人間の顔ってどんなんだっけ?目が二つにー鼻とーあと口?唇ってどんなんだっけー?額は出るの?凹むの?」
とか、根本的な事が全然解りません。
そして粘土の使い方がまた解らない。
初めのうちはみたらし団子が凹んだり、丸に戻ったりを延々とくり返していました。
捏ねて潰して、盛って潰して、また潰して捏ねて。

途中経過。↑
これを見ているととてもじゃないですが、人形の頭部が無事出来るようにはみえません。
何かとてつもなく無謀な事をしているような気がして途中鬱入り始めたくだいです。
でも、そんなみようみまねの状態の自作ヘッド作りでも、意外に何とかなるんですね。
そう、根性と時間さえあれば。
というか、何とかなってなくても気がついてないだけかもしれませんが、そんな事は自作ヘッド初心者だから解りません。
まる2日かけてみたらし団子がやっとこんな状態になりました。

ちなみに、下の方にある、浅黒い肌色の物体は私の爪と指です。
そう、みたらしと言っているだけあって、この頭ほんっとうに小さいの。
2、5センチぐらいです。
いま一つ、写真では解らないのですが、瞼は少し丸みをつけて、粘土で盛り上げてます。
すごく苦労したんですが、サフ吹いたら小さいのもあって、埋まりまくってあんまり解らなってしまった(泣)
そしてこの首だけってあんまり気持ちの良いものじゃないですね。
名古屋の県美術館に「病める子」という子供の首だけの気持ちの悪い彫刻があるんですが、それを思い出しました。
1番怖かったのは肌色サフをベランダで吹いて乾燥させていたら、小さいわ軽いわで、いつものにか落下して、3階建てのビルから隣りのビルの駐車場に落ちていた事。
ひょえ〜頭部落下。
投身自殺みたいでイヤだなぁと思いました。
幸い、横から落ちてて、穴が空いていたのは横だけだったので、粘土で補正してまたサフ吹き。
意外にラドール固まると固いです。
その後、ボークスの肌色サフを吹いて磨き、サフを吹いて磨きを延々繰り返し、せっかく作った立体感もざっくり埋まりつつ、首が完成。

ほら、こんなに小さい。顔はだいぶ埋まっちゃった。
メイクで誤魔化すからいいけど。
アクリル絵の具で瞼の下の睫毛と眉毛を描き、パステルで淡く色をつけて、モヘヤの髪を張ります。
モヘヤの髪を張って鋏で切ってないもこもこの状態。
何となくゴジラを思い出します。

首を首穴に瞬間接着剤で接着して服を着せて完成。
どえらい、アップで写っていますが、実際は2、5センチの極小サイズのヘッドです。
色々、拙い所はあるものの、安らかな表情がちょっとツボ。
自分で作っておいてよく言うと思われそうですが、何のかんの言っても、カスタムや、自作ヘッドって自分の好みの顔を作るんですね。
ドキドキしながら作った初めての自作ヘッドですが、欠点も色々あると思うし、見る人が見たら笑われそうな顔ですが、私は好き。
ちなみに、元ドールのペコちゃんと今回の自作ヘッド付きドールを比べてみましょう。

・・・すっかり小顔に・・・・・・・。
このサイズだと、食玩のリーメントの私のお部屋や、海洋堂の西洋骨董シリーズの家具がジャストサイズ!
最期にどれだけ小さいか比較対照してみましょう。

ほら、こんなにちっちゃい。
そして最期に捨てられるペコちゃんの首があったのでした。
それにしても、キューピーから始まり、世界のお友達、クラスメイト、ペコちゃんと一般的じゃないような人形ばかりカスタムしてるわ。
そして最期に切断されたペコちゃんの首。

・・・・ごめんね。