11 Shitendo Itsuki
四天堂 樹 (してんどう いつき)
四天堂 樹 誕生日・年齢/11月26日・5歳5ヶ月
国籍/日本
身長・体重/116.0センチ・21.2キログラム
特技/スポーツ、とくにサッカー
苦手なこと/標準語、根に持つこと
すきなもの/お笑い(ベタな関西系)
きらいなもの/気取ったやつ
宝物/ビリケンさんの貯金箱


生粋の浪花っ子。男の子みたいな格好をしていて、一人称も「ボク」。竹を割ったようなサッパリした性格で、嫌なことがあってもすぐ忘れてしまう。かといってガサツな訳ではなく、穏和で女の子らしいところもあるようだ。父親が大阪商人で、そのためかお金や物の貸し借りにはカッチリしている。園児たちの中では身体も大きく、運動することが得意。仕切ったり人の上に立ったりするのは嫌いだが、本人の意志とは無関係にみんなから姉(兄?)のように頼られ、慕われている。
(初登場:1999年5月31日)
12 Sakura Nene
桜 ねね (さくら ねね)
桜 ねね 誕生日・年齢/3月29日・2歳1ヶ月
国籍/日本

身長・体重/76.9センチ・9.8キログラム
特技/ぼーっとすること
苦手なこと/わかんない
すきなもの/ママ、いちご、ひなたぼっこ
きらいなもの/わかんない
宝物/不明


ありす幼稚園の最年少で、身体もいちばん小さい。本来なら保育園に入っている年齢なのだが、園長の陰謀と策略によって入園する事になった…かどうかは定かではない。いつもぼーっとしていて、何を考えているのかよくわからない。そのせいか、誰もいじめないため幼稚園には天敵もいず、ある意味最強の園児かもしれない。日光浴が大好きで、起きている時間よりも寝ている時間のほうが長いようだ(幼児はみんなそうだが、ねねは特に長時間)。母親は、ありす幼稚園の教員。
(初登場:1999年6月22日)
13 Comimi & Mic
コミミ & ミック
コミミ&ミック 製造1年未満・データ非公開(機密)

コミミ】有栖川財閥が開発した「おともだちロボ(園児の遊び相手兼ボディーガード)」。外見はほぼ人間とかわらないが、10億ダインのパワーを持つ。電力で作動しており、残量が減ると極端に能力が低下してしまう(5%を切ると園児並の力になる)が、尻尾のプラグを経由して、家庭用100V電源から充電することができる。性格はのんびりしており、甘ったるい喋り方をする。いたって真面目に任務を遂行しようとするのだが、ロボットのくせに天然ボケで、いつもドジばかりふむ。
ミック】コミミの補佐として製造された「アドバイザーロボ」。性格は短気で不遜。いつも憎まれ口を叩くが、実は彼女の事を異性(?)として意識しているようだ。頭部にある蓋を開けると、コミミを急速充電するためのコンセントが内蔵されている(通常の100倍速以上)。自身は大食漢で何でも食べ、それをエネルギーに変換するエコ構造になっている。
10億ダイン……大体1トンの重量を持ち上げられるぐらいの力。ちなみに2トントラックだと、コミミが顔を真っ赤にしてウンウン唸ってしまう。その他の能力としては、視力・両眼20.0(レーダー装備)、ジャンプ力最大15メートル、100メートル走3秒フラットなどがある。補足になるが、これらは全てリミッターをかけた状態のフルパワー・データで、コミミの真の限界を知っているのは生みの親の大魔博士(だいまはかせ100歳・恋人募集中)だけである。
アドバイザーロボ……最初から補佐として作られたわけではなく、元は別の機体だった。コミミが幼稚園に配備された時に起こったある事件を経て、両者の絆が生まれたらしい。
(初登場:1999年9月12日)
14 Aluca Moo-Moo
アルチャ・ムームー
アルチャ・ムームー

誕生日・年齢/8月8日・64歳(16倍率)
国籍/ルーマニア

身長・体重/98.0センチ・980グラム
特技/吸血催眠、コウモリ変化
苦手なこと/我慢
すきなもの/りり、他人が持ってる物
きらいなもの/トマトジュース
宝物/ムームーバッグ


トランシルバニアからご町内に引っ越してきた、吸血鬼一家の末娘。貴族の血統ながらすっかり庶民の生活に馴染んでいる。親族は皆エリートなのだが、アルチャだけ能力が低く、ベビー・バンパイアである事を差し引いても落ちこぼれ。しかしそれでも蝶よ花よと育てられたためか、少々我儘で生意気な性格。隣に住んでいる若葉りりを甚く気に入った様子で、ムームーバッグを引提げて四六時中付きまとう。(ここをクリック

能力……血を吸った相手を、一定時間だけ自由に操ることができる。ただし大人には殆ど効かない(数秒間怯ませるぐらい)。また、ちびコウモリに変身する事ができる。…が、飛ぶのが下手でヨロヨロしている。夜中でも昼間のように見通せる。…が、そもそも近視気味。なおムームー一族は十字架もニンニクも苦手ではない。日光はやはり辛いようで夜行性だが、アルチャはまだ子供なため、全然平気で健康的そのもの。
性格……とにかくコドモっぽい(子供だが)。感情の起伏が激しく、泣いたり笑ったり怒ったりと忙しい。人のモノをすぐに欲しがる悪い癖もある。基本的に人の言う事など聞かないが、りりが叱ると少しは従うようだ。ワガママな妹ができたような感じである。
ムームーバッグ……ムームー家に代々伝わる幼児用の鞄。中にはお供(子分)のちびコウモリが三匹入っている。それぞれムータン・ムージロー・ムーノスケという名前。アルチャが小物類も一緒にバッグに詰め込むので、非常に窮屈な思いをしている。
 【ムータン】…真面目で素直な性格。「アルチャさま〜」と情けない声で後をついてくる。
 【ムージロー】…いつも寝惚けていて、何を考えているのかよくわからない。
 【ムーノスケ】…寡黙でクール、かつキザ。「フッ、オレに任せろ」などと格好をつける。
───しかし結局、三匹とも大して役に立たない。

(初登場:2001年2月10日)
15 Wakaba Lili
若葉 りり (わかば りり)
若葉 りり 誕生日・年齢/9月14日・5歳7ヶ月
国籍/日本

身長・体重/110.2センチ・18.4キログラム
特技/ガーデニング
苦手なこと/アルチャの行動全般
すきなもの/植物(特に百合)、野球観戦
きらいなもの/自然破壊
宝物/加茂田選手のサインボール


中流家庭の一人娘として育ち、草花をこよなく愛し、将来は「お花屋さんになるのが夢」という極平凡な女の子。…なのだが、隣に不気味な洋館が建ってからその境遇は一変した。何故かアルチャに懐かれてしまい、彼女の奔放な行動にいつも悩まされている。しかも、いくら説明しても皆アルチャが吸血鬼だと信じてくれない。元々いろんな植物を育てているが、最近は急にトマトの栽培に精を出し始めたらしい。吸血鬼に魅入られた少女の明日はどっちだ!?(ここをクリック
極平凡……ありす幼稚園の中では、間違いなく目立たない部類に入る。かといって別に大人しい性格でもないのだが──ほかが目立ちすぎているだけという話もある。「りり」という名前は、「百合」の英語「Lily」から付けられたらしい。野球が好きで、よく父親とテレビを見たりナイター観戦に行ったりしている。選手の中でも熱狂的ファンなのは、プロ野球界に颯爽と現れた天下無双の四割スラッガー・加茂田鎗次。「自然破壊が嫌い」とあるが、たとえば"花を無雑作に踏み潰すような人が嫌い"というだけで、特に深い思想がある訳ではない。
信じてくれない……なぜなら魅入られた者以外には、ムームー一族は普通の人間に見えているからである。百合は処女性を象徴する。…狙われるのは宿命だったのだろうか?
(初登場:2001年2月10日)
ありす幼稚園
Alice kindergarten